こんな話を聞くと自分も NFTアートを早く始めてみなきゃ、と焦る気持ちになりますよね。
そしてこんな疑問にぶつかるのではないでしょうか。
結論、NFTアートは2000px x 2000pxの正方形で作っておけば間違いありません。
理由は、CryptoNinja Partners(CNP)やLive Like A Cat(LLAC)といった超有名NFTがこのサイズだからです。
そして実際にNFTアートをOpenSeaに出品したこともあるわたしが、NFTアートの実際に作り方から出品のやりかたまで丁寧に解説します。
この記事を読めば、最適なサイズのNFT作成からOpenSeaに出品まで簡単にできるようになります。
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目次
NFTアートの最適サイズとは?【OpenSeaの上位をまとめました】
NFTアートの最適なサイズは2000px x 2000pxの正方形でと先にお伝えしました。
実際に、国内NFTコレクションランキング(2023年1月某日)から上位のサイズを見てみましょう。
プロジェクト名 | サイズ(px x px) |
CryptoNinja Partners | 2000x2000 |
Murakami.Flowers Official | 1024x1024 |
Murakami.Flowers Coin | 1024x1024 |
Live Like A Cat -neko no youni ikiru- | 2000x2000 |
Aopanda Party | 700x700 |
KURENAI -HOOZUKI- | 2000x2000 |
Murakami Lucky Cat Coin Bank | 1280x1280 |
ShikibuWorld | 600x600 |
SPACE CROCOS | 1280x1280 |
DenDekaDen Genesis Omikuji | 2000x2370 |
このように、CryptoNinja Partners(CNP)、Live Like A Cat(LLAC)など超有名どころが、2000px x 2000pxといったサイズとなっています。
その通りです、ほとんどのNFTアートは縦と横が同じサイズです。
では気になるNFTアートのサイズを、OpenSeaで実際に確認してみましょう。
NFTアートの画像サイズを調べる方法【Opensea】
OpenSeaに出品されているNFTアートには2つサイズがあるものがあります。
その2つは以下の通りです。
・実際のNFTのサイズ
・OpenSea上での表示サイズ
この2つのサイズ確認方法を、詳しく解説します。
実際のNFTアートの画像サイズ
クリエイターがOpenSeaに実際に登録した、NFTアートのサイズを確認する方法から説明します。
まず、OpenSeaの気になる作品に飛びます。
作品の購入ページで画像をクリックします。
すると、NFTアートの画像だけが前面に表示されるので、その状態で右クリック→名前を付けて画像を保存します。
保存したファイルにカーソルを合わせると、大きさが表示されます。
「大きさ:2000 x 2000」と表示されているのが画像サイズです。
画像を右クリックで出てくるプロパティ(R)→詳細タブからも大きさが確認できますよ。
OpenSea上での NFT 表示サイズ
先ほどと手順はほとんど同じで、画像を保存して確認します。
違うのは、保存するタイミングです。
作品の購入ページで、画像を右クリックします。
名前を付けて保存を選んでください。
保存したファイルにカーソルを合わせると、大きさが表示されます。
同じ作品ですが、サイズが1000px x 1000pxになっています。
このようにOpenSeaに出品すると自動的に縮小されて表示されます。
NFTアートの作り方2通り+ジェネラティブ【おすすめアプリも紹介】
では次に実際のNFTアートの作り方についてご説明します。
NFTアートの作り方は大きく分けて2通り(+ジェネラティブ)となります。
・ドット絵の作り方
・手描きイラストの作り方
順番に見ていきましょう。
【ドット絵】でのNFTアートの作り方
ドット絵でNFTアートを作成するには、こちらのアプリを使うと良いでしょう。
8bit Painter (8ビットペインター)
8bit Painterはスマホで簡単にドット絵が作れるアプリです。
8bit Painterには、写真をドット絵にする機能もあります。
レビューの口コミでも、使いやすいと評判です。
有名な「CryptoPunks」やクリエイターが小学生の「Zombie Zoo」といった作品も、ドット絵で描かれています。
NFTアートと言えば最初に思い浮かぶのが、ドット絵NFTアートというひとも多いのではないでしょうか。
それだけ認知度が高いのがドット絵NFTです。
【手描きイラスト】でのNFTアートの作り方
手描きイラストをNFTアートにしたいひとは ibisPaint (アイビスペイントX)です。
このアプリは無料で本格的なイラストを描けるアプリです。
スマホはもちろん、 iPadなどのタブレットでも描き始められます。
機能が多いので、セミプロの絵師さんも使用している印象です
イラストアプリはアイビスとクリスタ(クリップスタジオ:有料で漫画まで描きたいひと向け)が有名ですが、まずは無料のアイビスで十分です。
使い方はこちらの動画をどうぞ。
補足:メディバンペイントは唯一AmazonのFireタブレットでも使用できるイラスト作成アプリです。
わたしはFire HD 8にこのアプリを入れています。
詳しくはこちらの使い方をどうぞ
上級者向け【ジェネラティブ】でのNFTアートの作り方 980px x 980px推奨
最後にジェネラティブNFTの作り方です。
ジェネラティブNFTという名前だけなら、一度は聞いたことがあるかもしれません。
有名なBAYCやCryptoPunks、CNPなどもジェネラティブNFTです。
ジェネラティブNFTの作り方は少し手間がかかり、上級者向けになります。
ですので、興味のないひとは読み飛ばして構いません。
ジェネラティブNFTを作るには、同じパーツのイラストを何種類かずつ用意する必要があります。
例えば目を3種類、髪型を3種類、アクセサリーを3種類、といったようにです。
これらをプログラムで組み合わせると、1つとして同じもののない27通りのイラストが作成できますね。
※これは実際のジェネラティブNFTのパーツの組み合わせです
これがジェネラティブNFTの作り方です。
プログラムで組み合わせる方法もいくつかありますが、一番手軽なのは以下のサイトのプログラムを利用する方法です。
ジェネラティブNFTジェネレーター by aakizukii
実際にNFTアートを出品してみた
ずっとサメのイラストを描いている息子。
ある日
と言い始めました。
と答えてから少し経ったある日。
NFTアートの存在を知り、ここなら売りに出せる!と。
さっそく Fire HD 8タブレットを渡して、好きなように描いてもらいました。
この経験を踏まえて、次の項目からは実際の出品の手順をご説明します。
NFTアート【事前準備】3点
イラストを作成したよ!さっそく出品しよう!
実際に作品を出品する前にやらなくてはならないことが3つだけあります。
・コレクション名を考えること
・NFTアート以外にも3つの画像を作っておくこと
・無料の仮想通貨取引所を作っておくこと
詳しく説明します。
コレクション名を考える
コレクションとは、OpenSea上のフォルダのようなものです。
1つのコレクションには関連したNFTが収められています。
「WAHUKU GEN」や「 NAGOMI - WAFUKU Kids」といった感じにです。
あなたのNFTアートのイメージをしっかりと伝えられるコレクション名を考えてみましょう。
出品するときは出品するNFTアート以外に3つ画像が必要!
次に、出品する画像以外に3つの画像を用意してください。
サイズと使われる場所は以下の通りです。
・Logo Image(ロゴ画像)
OpenSeaのトップページやコレクションにも表示される画像350px × 350px
・Featured Image(アイキャッチ画像)
OpenSeaのトップページのランキングなどでコレクションを紹介するために使用600px × 400px
・Banner Image(バナー画像)
コレクションのページ上部に使用1400px × 350px
あなたのコレクションを印象付ける画像を選ぶと良いですよ。
無料の仮想通貨取引所で口座開設
NFTを販売する際に、初回イーサリアム手数料がかかる場合があります。
初回 Ethereum 手数料
• Seaport がアイテム (またはコレクションがサポートしている場合はコレクション内のすべてのアイテム) とやり取りできるようにするには、ガス代の支払いが必要となる場合があります。この支払いは、コレクションごとに1回実行されます。
販売するときになって慌てないように、GMOコインの無料口座を開設しておきましょう。
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NFTアート【実際の出品】手順はたった3STEP
ここからは実際に出品したときの手順を画像を使って解説していきます。
たった3STEPで出品完了です!
【step1】コレクションの作成
先ほど少しお話しましたが、コレクション作成の仕方を改めてこちらで解説します。
コレクションは自分のNFTをカテゴリー別に保存するフォルダのようなものです。
一貫したテーマの作品を保存すると、他のひとからも分かりやすいでしょう。
最低限Logo Image(ロゴ画像)とName(名前:英数字のみ)だけでコレクションをつくることもできます。
ですが、NFTを売りたいというのなら、しっかり作りこむ必要があります。
まずOpenSeaの自分のAccountにカーソルを合わせ、My Collectionsをクリックします。
ログインしていない場合は「Connect your wallet」の画面が表示されますので、ウォレット(ほとんどのひとはMetaMask(メタマスク))を接続してください。
Create a collection(コレクションの作成)をクリックします。
Create a Collectionのページになったら、まず、先ほど準備した
・Logo Image(ロゴ画像)350px × 350px
・Featured Image(アイキャッチ画像)600px × 400px
・Banner Image (バナー画像)1400px × 350px
を順に登録します。
次に、Name(コレクションの名前)、URL(コレクションのページのURL)、Descriptions(コレクションの概要)を入力します。
Category(コレクションのカテゴリー)については、Add categoryのプルダウンではなく、Select a categoryで選択してください。
今後Add categoryの項目での入力を廃止するからです。
Categoryは、「Art」「Domain names」などコレクションのカテゴリーを選択
続いて
Links(リンク先)、Creator earnings(クリエイター報酬)、Blockchain(ブロックチェーン)を入力してください。
Linksにはあなたのサイトなど、このコレクションに関するSNSを入力
Creator earningsには、NFTが転売されるたびにクリエイターが得られる報酬を入力。
Add addressをクリックして、自分のウォレットアドレスと何パーセントの報酬を受け取るかを設定(最大10%)
Blockchainは使用するブロックチェーンを選択(基本的にはEthereum)
Payment tokens(支払いに使われる通貨の種類)、Display theme(コレクションが表示されるときのテーマ)、Explicit & sensitive content(テーマがセンシティブなものでないかどうか)を入力し、最後にCreate(コレクション作成)をクリックします。
Payment tokensはBlockchainを入力すると自動的に設定されるので特に変更の必要なし
Display themeはコレクションのページの表示形式を選択
Explicit & sensitive contentは子どもが見てだめなものはON
Show OpenRarity rankingはコレクション内でレアリティを付与(現在ERC-721のみ利用可)
Createをクリックで、コレクション作成
Display theme ですが、CNPJ、LLAC、わふくジェネなどどれも「Covered」を選んでいるようです。
ジェネラティブNFTは背景も要素のひとつなので、Coveredを選ぶのでしょう
Createをクリックしたあと、エラーの表示が出ることがあります。
このときは「F5」キーなどで、更新してください。
すぐにコレクションが作成されていることが確認できると思います。
【step2】新規アイテムの作成
ここでは作成したイラストをNFTにするやり方を説明します。
OpenSeaの右上にある自分のアイコンをクリックし、「Create」をクリックします。
Create New ItemのImage, Video, Audio, or 3D Model(NFTにしたい作品の設定)、Name(NFTの名前)、External link(NFTの詳細に関する外部リンク)、Description(NFTの説明文)を入力します。
Image, Video, Audio, or 3D ModelにはNFTにする画像などを設定
NameにはNFTの名前を入力
External linkにはNFTを紹介しているサイトなどのURLを入力
DescriptionにはNFTの説明文を入力、アイテムの詳細ページで画像の下に表示
Collection(NFTを表示するコレクション)、Properties(NFTの特性)、Levels(NFTのパラメータ、バーで表示)、Stats(NFTのパラメータ、数値表示のみ)、Unlockable Content(アイテム所有者のみ見れる情報)、Explicit & Sensitive Content(NFTがセンシティブなものでないかどうか)を入力します。
Collectionでは先ほど作成したコレクションを選択
PropertiesではType、Nameといった特徴を入力。青い四角で表示される。
LevelsはName、Valueといった特徴を入力。プログレスバーで表示される。
StatsはName、Valueといった特徴を入力。数値のみの表示
Unlockable Contentには所有者のみ見られる情報を入力。
Explicit & Sensitive Contentは子どもが見てだめなものはON
Propertiesの入力例です。
OpenSeaでNFTを探しているひとが見つけるために使うので、入力しておきましょう。
以降もPropertiesと同様に入力していきます。
Levelsの詳細の表示です。
Statsの詳細の表示です。
Statsはあまり使用している人はいない印象です。
Supply(NFTの供給量)、Blockchain(使用するブロックチェーン)、Freeze metadata(メタデータの凍結)、Create(NFT作成)を入力していきます。
Supplyには発売するNFTの数量を入力
Blockchainは使用するブロックチェーンを選択
Freeze metadataはメタデータを凍結する場合のみ入力、ガス代もかかるので分からなければ入力しなくてよい
CreateはNFT作成
Supplyには1を選択して下さい。
Createをクリックすると、確認のポップアップが表示されるので、チェックを入れます。
ヤシの木の写真をすべて選択してください~と言った指示に従い、該当する写真を選ぶとNFTが作成されました。
無事にコレクションにNFTが追加されました!
【step3】コレクションにあるNFTを出品する
NFTを実際に売るには、NFTを選んでSellをクリックします。
Choose a type of sale(販売形式)、Set a price(価格)、Set duration(販売期間)を入力します。
Choose a type of saleには固定価格とオークション形式の2つから選択可能。基本は固定価格販売を選択
Set a priceは販売したい価格。オークション形式を選んだときは開始価格
Set durationは販売期間。基本はデフォルトのままの1カ月に設定
More optionsは設定した販売価格より、OpenSeaのサービス料や、クリエイター報酬を差し引いた金額を提示してくれます。
ここまで入力したら、Complete listingをクリックしましょう。
NFTのポップアップと共に、メタマスクへの接続の確認が行われます。
メッセージを最後までスクロールすると、署名がクリックできるようになるのでクリック。
無事に出品が完了しました。
NFTアートに関するQ&A
ここではNFTアートに関して、よく聞かれる質問についてお答えします。
NFTが売れたら税金はかかる?
NFTが売れると税金がかかります。
クリエイターとしてNFTを販売する場合、一般に営利を目的として反復的に行われると考えられるため、「事業所得」か「雑所得」に相当すると考えられる。
個別に相談すべき内容がある場合は、税理士の利用も検討してください。
NFTを出品するのに費用ははいくらかかるの?無料でできる?
NFTを出品するだけなら、費用はかかりません。
ただしOpenSeaのヘルプページには「1回限り適用される手数料がいくつかあります」と明記されています。
NFTの初回販売には、いくらかの手数料が取られるようです。
アイテムが販売されるまで、個々のアイテムを「ミント」するためにガス代を支払う必要はありません。これはレイジーミンティングと呼ばれるもので、NFT のミンティングを (出品時にではなく) 販売後に行うことを指します。
NFTにできるものはどんなもの?
結論から言うと、イラスト、写真、動画、音声、3Dモデル……なんでもNFTにすることができます。
ただし、売れるのは画像が多い印象です。
なぜならNFTアートで最も身近なのは、SNSのアイコンとしての使用用途だからです。
TwitterもNFTアートをアイコンにする説明を表示してきます。
CryptoPunksやBAYC(Bored Ape Yacht Club)などがOpenSeaでの取扱TOP10にランクインしていることからもわかります。
NFTの売れ筋は?
自分が欲しいNFTがどのようなものかをじっくり考えると、売れ筋もわかってきます。
例えばわたしが欲しいNFTは
コンセプトがしっかりしている
買った後も楽しめる
イラストが好み
このような点があげられます。
コンセプトは運営のサイト、TwitterやDiscordで確認できます。
わたしが購入したわふくジェネは、買った後も衣替えができるなどと楽しむことができます。
こういった条件で探しているので、逆に言えばこれらの条件を満たすようなNFTアートが売れ筋になるはずです。
>>【2023年最新版】WAFUKU GEN(わふくジェネ)とは?特徴や展望から買い方まで解説
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【2023年最新版】WAFUKU GEN(わふくジェネ)とは?特徴や展望から買い方まで解説
最近価格が上がっている『WAFUKU GEN(わふくジェネ)』ってどんなNFTなの? 初心者でも買えるかなぁ? 2023年初から価格が上昇傾向にあり、出来高も過去最高と言わ ...
NFTはこれから伸びるの?
NFTは価値はないというひともいますが、NFTは唯一無二の証明ができる資産となります。
大手企業も参入するなど、わたしはNFTの将来性に期待しています。
徐々に実生活とも結びついてきており、NFTは無限の可能性を秘めていると言えるでしょう。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
>>NFTは無価値だと思っていませんか?【本当は資産価値ありです】
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NFTは無価値だと思っていませんか?【本当は資産価値ありです】
NFTって話題だけど、ただの画像でしょ? コピーできるデジタル画像なんて価値がないんじゃない? 今回はこのような懸念を取り払っていこうと思います まあにゃ 結 ...
まとめ:NFTアートの最適な画像サイズはこれ!
今回はNFTアートの最適な画像サイズについてまとめました。
まずはもっとも一般的な2000px x 2000pxでまずはイラストを作成してみましょう。
そして、あなたの作成したNFTが誰かの目に留まるためにも、OpenSeaで出品まで行いましょう。
購入されたときにイーサリアムをスムーズに換金するためにも、仮想通貨取引所を開いておくと便利です。
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