このような悩みに、メガバンクで金融商品開発と証券分析を7年やってきた元銀行員のまあにゃがお答えします。
(会議はよく寝てしまいめっちゃ怒られていましたがw)
本記事では、そう考える理由を説明していきますね。
この記事を書いたひと
・メガバンクで金融商品開発・証券分析を7年担当
・工学修士
・Webライターとして仮想通貨記事執筆経験あり
※本記事はあくまでも、まあにゃ個人による予想であり、未来を保証するものではございません。本記事を参考にBTCに投資して損失を被っても、補填などはいたしかねます。投資は自己責任でお願いします。
\手数料がかからない/
目次
ビットコインと金の相関関係
ビットコインは2015年のギリシアショックのときに、金と同じく価格が上昇。
デジタルゴールドと呼ばれることもありましたが、2022年に入ると、米株に連動するようになります。
しかしDMMビットコインのレポートによると、9月中旬以降、ビットコインと金の相関が再び上昇しているといいます。
※追記:10月13日に発表された米消費者物価指数による米株の下げ相場のときも一日でリカバリーしました
さらに同じく9月下旬に英ポンドが急落したとき、ビットコインの取引が急増したと分析されました。
ビットコインが既にリスクの避難先として機能した可能性があるのです。
ビットコインが金との相関が上がると以下のような良い点があります。
ビットコインと金の相関が上がると起こること
- デジタルゴールドとしての地位が確立される
- ビットコインの将来的価値が増す
- ビットコインが無価値になるリスクが低くなる
それぞれについて、詳しく解説していきますね。
デジタルゴールドとしての地位が確立される
まずBTC=デジタルゴールドについてお話させていただきます。
有事の金
ビットコインと金の相関が高くなればなるほど、戦争・恐慌などの有事には金だけでなく、ビットコインが買われることになると考えられます。
リスク分散の観点から見ると、資金の退避先は多ければ多いほどよいからです。
こうしてビットコインは、ネット上の金「デジタルゴールド」の地位を確立していくと推測されます。
自国通貨からビットコインへ
発展途上国などは、自国の通貨より 安全な資産を持とうと考えます。
しかしドルや金は、銀行や証券会社などに口座を持たなければならず、そのような国のひと達には難易度が高いのが問題となっていました。
しかし、ビットコインは銀行に口座を作る必要なく、スマートフォンさえあれば手に入れることができます。
まさにデジタルゴールドで、新興国のひとはドルや金を持つことと同じような効果をビットコインで達成することができるのです。
ビットコインの将来的価値が増す
ビットコインはこれまで投機的な面が多くあったことは否めません。
しかし、金との相関が高くなれば、様々な場面で資産として活用されることが期待できます。
リスク資産から防衛資産に
まだ成長途中でリスク資産と見なされるビットコインですが、デジタルゴールドの地位が確立されれば、全く逆の防衛資産と位置づけられることが考えられます。
金よりも手軽に価値保存の行動を起こせるビットコインは、その価値を増すことになるでしょう。
半減期による希少性
ビットコインの量は、上限が2100万枚までの発行とプログラムで決められています。
半減期により、ビットコインの市場に出回る枚数は徐々に減っていっています。
この希少性が将来的に価値を増していくことに繋がっているのです。
本物の金が同じく希少性の高さで価格を維持しているのと同様に、デジタルゴールドとなるビットコインも価値を保全されることが期待されています。
ビットコインが無価値になるリスクが低くなる
現状はビットコインが電子ゴミになるのではないかと不安になるひとも多いかと思います。
でも以下のようにデジタルゴールドになれば、そんな心配もなくなるのではと考えています。
リスク回避資産として定番になる
今はリスク回避資産と言えば、ドルと金ですが、ビットコインがそこに割って入る可能性は高いと考えられます。
なぜなら、希少性、偽造できない、劣化しないなどの金がもつ特徴をビットコインはすべて備えているからです。
リスク回避資産の地位を確立できれば、ビットコインの価値がなくなるような事態にはならないと思われます。
市場参加者が増える
ビットコインがデジタルゴールドの地位を確立すれば、市場参加者は今よりかなり増えることが予想されます。
投機的な面より、価値保存の面が注目されれば、一般の投資家のポートフォリオの一部になる可能性が高いからです。
市場参加者が増えれば、信頼性が高まり、信頼のうえにビットコインが成り立つ図式ができます。
ここまでくると、ビットコインが無価値になることは、ほぼ考えなくていいのではと思います。
Q&A よく聞かれる質問について
本記事に関係するよくある質問をまとめました。
よく聞く「有事の金」とは?
金は古代からずっと価値を認められている貴重な資産です。
その価値は、世界共通で国の壁を越えます。
さらに現物があるので、通貨や株のように発行体の倒産リスクがありません。
このような背景があるため、戦争や大恐慌などが起こったときに、安全な資産であると、金が買われる傾向があります。
これが「有事の金」と言われる由縁です。
ビットコインはどうやって買うの?
ビットコインを買ってみたいと思ったとき、どこに行けば買えるのか。
答えは仮想通貨取引所です。
ビットコインは取引所に口座を作ることで簡単に購入できます。
はじめての仮想通貨の口座開設にはGMOコインがおススメです。
口座開設手数料はもちろんのこと、送金手数料も無料なので、非常に使い勝手がいい取引所です。
欲しいと思ったときに口座がないと、ビットコインを買うタイミングを逃してしまうため、あらかじめ口座開設をしておくと安心です。
送金手数料が無料のGMOコインで口座開設をする。
\送金手数料が無料!/
まとめ
今回はビットコインの価値がなくならないか心配なひと向けに、ビットコインはネット上の金になるという話をさせていただきました。
ビットコインは金との相関が強まることで、
- デジタルゴールドとしての地位が確立される
- ビットコインの将来的価値が増す
- ビットコインが無価値になるリスクが低くなる
ことが期待されます。
ビットコインはいま価格が下がっていますが、デジタルゴールドとしての価値を考えると上昇までの過渡期と考えられます。
投資の基本は安いときに優良な資産を買うことですので、まずはGMOコインあたりで口座の開設だけでもやっておくのがよいでしょう。
元銀行員のまあにゃでした。