メタバース

メタバースとMMORPGの違いとは?

2022年12月16日

メタバースとMMORPG、何が違うの?

 

仮想空間でゲームってMMORPGじゃないの?

 

メタバースに興味があって調べていたひとのなかには、このように思った方もいるかもしれません。

 

わたしも最初はそう思っていました
まあにゃ

 

でも、メタバースとMMORPGではいくつかの明確な違いがあるのです。

 

そこで、普段からメタバースでのイベントに参加したりゲームを楽しんだりしているわたしが、メタバースとMMORPGの違いを分かりやすくまとめました。

 

違いが分かると、メタバースで稼ぐことも可能になってきますよ。

 

この記事を書いたひと

 

もうすぐにメタバースを体験したくなった勇者な方は、下記の記事に始め方をまとめていますので、ぜひ挑戦してみてください。

 

>>メタバースの始め方・やり方を徹底解説!【初心者でもできる完全版】

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メタバースとは

最初にメタバースの定義を確認しましょう。

 

(とはいえ万人共通の定義はまだ定まっていません)

 

メタバースは簡単に言うと、インターネット上の「仮想空間」のことを指します。

 

その中で「アバター」と呼ばれる分身を操作して自由に過ごせるのが特徴です。

 

 

具体的には

・好きなアーティストのライブに参加

・友人と待ち合わせてお茶をしながらお話し

・メタバースで使えるアイテムの売買

このようなことができます。

 

わたしも初めてメタバースの世界に入ったのは、好きなアニメのイベントに参加するためでした
まあにゃ

 

ひとりで散策するだけじゃなく、仲間と遊べるのもポイントですね。

 

MMORPGとは

次にMMORPGの定義を確認していきましょう。

 

MMOはMassively Multiplayer Onlineの略で、「インターネット上で同時に多人数が参加する」という意味になります。

 

MMORPGなら、インターネットを介して同時に、多人数で、ロールプレイをするゲームということです。

 

MMOゲームと今までのゲームとの大きな違いは、自分以外にも人が操作するキャラがゲーム空間内に存在する点です。

従来のゲームでは、現実の人間が関わるのは主人公パーティーだけでした。

 

ほかに存在するのはAIやNPCなどのゲーム内キャラクターだけです。

 

それがMMOではゲームという仮想空間のなかで、同時に多くのひとが参加して遊ぶことができるようになりました。

 

このため、それまでの個人でプレイするゲームとは違い、協力プレイやコミュニケーションが大切になってきたのが特徴です。

 

MMORPGではFF11(ファイナルファンタジーイレブン)などが有名ですね
まあにゃ

 

メタバースとMMORPGの違うところ5つ

メタバースとMMORPGの定義について説明してきましたが、「仮想空間に」「大人数で同時接続」やっぱり同じものじゃ……と思ってしまったかもしれません。

 

ではメタバースとMMORPGの違いとは何でしょうか?

 

結論、以下の5つの違う点が挙げられます。


①ブロックチェーン技術とNFTが使われている

②ゲームで稼ぐことができる

③目的が違う

④アバターの自由度が違う

⑤中央集権的な管理者の存在有無

以下、それぞれ解説していきます。

 

①ブロックチェーン技術とNFTが使われている

メタバースの中にはブロックチェーン技術を利用しているものが多数あります。

 

またブロックチェーン技術で構築されたメタバースでは、NFTが活用されています。

 

NFT(Non-Fungible Token)は「代替不可能なトークン」という意味です。

 

代替不可能=他のものと置き換えられない、すなわち、そのものが唯一無二であることが証明でき、そこに価値が発生します。

 

ブロックチェーン技術を活用したメタバースの中の多くの物質はNFTとして扱えます。

 

これはメタバース世界の例えば土地やアイテムなどに、現実で換算できる価値があるということになります。

 

つまり、現実にも持ち出すことが可能になっているのです。

 

※注意:これらは多くのメタバースの特徴で、ブロックチェーンおよびNFTを使っていないとメタバースではないという話ではありません。

 

逆にMMORPGはブロックチェーン技術を使っていないものが一般的です。

 

NFT化されていないゲーム内のアイテムは、そのゲームの中でしか使えません

 

またこの世で唯一のものというわけでもありません。

 

つまり、例えばレアアイテムを入手しても、ほかのMMORPGや現実では価値は発生しないということですね
まあにゃ

 

②ゲームで稼ぐことができる

前述の通り、メタバースのNFT化されたアイテム類は現実の価値があります。

 

さらにブロックチェーン上にあるので、マーケットで売って世界どこでも通用する仮想通貨に交換することが可能となるのです。

 

その仮想通貨を法定通貨に交換すれば、すなわちアイテムの現金化が実現します。

 

これはMMORPGを含む従来のゲームと大きく異なる点です。

 

今までは、ゲーム内アイテムや通貨を実際のお金などと交換することは、RMT(リアルマネートレード)と言って禁止されているゲームがほとんどでした。

 

ですが、メタバースのアイテムはNFT化されているので、価値が認められています。

このことによってメタバースで稼ぐ、つまりPlay to Earnが可能となっているのです。

 

好きなことをして稼ぐができるなんて、とても楽しそうです
まあにゃ

 

③目的が違う

次にメタバースとMMORPGとの大きな違いに、ストーリーの有無が挙げられます。

 

メタバースの目的ははっきり言って決まっていません。

 

参加したあなた自身が決めるものです。

 

・イベントに参加する

・畑を耕す

・レアアイテムを探して一獲千金を狙う

・友人と楽しくおしゃべりする

・アバターをかっこよく着飾る

これらのことが好きにできます。

 

対してMMORPGはまず、大きなストーリーが与えられています。

 

基本的にはそのストーリーの目的を達成するための行動をしていくのが、MMORPGの主な楽しみ方です。

 

自由に過ごしたいひとはメタバース、ストーリーを楽しみたいひとはMMORPG
まあにゃ

 

④アバターの自由度が違う

メタバースとMMORPG間では、アバターの自由度も異なってきます。

 

前述したように両者の大きな違いのひとつに、ストーリーの有無があります。

 

MMORPGではそのストーリーの世界観を壊さないように、アバターの制限が課せられています。

 

たとえば中世ヨーロッパを売りにしたゲームの世界に、現代人のアバターとかは合わなさそうですよね
まあにゃ

 

ですが、メタバースではそのようなことは基本的にはありません。

 

自分の好きなアバターを自由に作成して過ごすことができます。

 

⑤中央集権的な管理者の存在の有無

管理者がいるかいないかというのも大きな違いです。

 

MMORPGではGM(Game Master)ゲームマスターの存在があげられます。

 

それはひとえにストーリーや世界観を壊さないためのものです。

 

あまりに与えられたストーリーから逸脱したことがあると、GMによって調整されることがあります。

 

これは今までの中央集権的なWeb2.0に近いと思っていただければ、わかりやすいのではないでしょうか。

 

一方でメタバースでは絶対的な管理者がいないものもあります。

 

DAO(Decentralized Autonomous Organization)という分散型自律組織で運営されるメタバースがそれです。

 

このメタバースは、トークンを持つ人が今後の運用について意見を言うことができる、Web3的なシステムを採用しています。

 

メタバースとMMORPGの同じところ

ここまで、メタバースとMMORPGの違いを説明してきましたが、逆に同じなのはどのようなところでしょうか?

 

それは仮想空間で過ごし、アバターを利用しながら他人と関わりながら楽しめることが共通するところです。

 

わたしは、メタバースはMMORPGを包括している概念である、と認識しています
まあにゃ

 

ですので、MMORPGを楽しんでいるひとは、メタバースの世界にすぐ馴染めると考えます。

 

百聞は一見に如かず。

 

メタバースが気になったひとは、ぜひこの世界に飛び込んでみましょう。

メタバースの始め方は、下の記事にまとめてあります。

 

>>メタバースの始め方・やり方を徹底解説!【初心者でもできる完全版】

 

メタバース、MMORPGに関するQ&A

よくある質問をご紹介します。

 

メタバースには仮想通貨が必要なの?

メタバースが気になったけど、仮想通貨が必要なんでしょう?

 

何をしたらいいの?

 

少し調べてみて、メタバースには仮想通貨が必須と思われる人もいます。

 

ですが必ずしも仮想通貨は必要ではなく、無料で始められるメタバースもあります

 

ただ仮想通貨を使用することで飛躍的にできることが多くなるので、よりメタバースを楽しむためには、仮想通貨を買って挑戦してみるのが良いでしょう。

 

仮想通貨を買ってメタバースを楽しむ方法は下の記事に掲載しています。

 

>>メタバースの始め方・やり方を徹底解説!【初心者でもできる完全版】

 

メタバースにはゴーグルやヘッドセットが必要なんでしょう?

必ずしも最初は必要ではありません

 

ただVRを体験したいのであれば必要になることもあるでしょう。

 

ですが、まずメタバースを始めてみるのに、ゴーグルが必要なものはほとんどありません。

 

以下にゴーグルがなくても楽しめるメタバースをまとめましたので、メタバースに飛び込んでみたい!とお思いのひとはこちらからどうぞ。

 

>>ゴーグル不要で遊べるメタバース【おススメ8選】

 

メタバースはまだ流行らないんじゃないの?

メタバースはまだ流行らない、時代が追い付いていない、そういう意見もたしかにあります。

 

ですがWeb3の発展に伴い、今後の生活にかなりの確率で浸透してくると思っています。

 

新しい技術は早く始めることで、知識や経験が蓄積できるので、先行者利益を得やすくなります。

 

まずはメタバースを覗いてみることだけでも。

 

それだけでも十分、他のひとより先行することができます

 

メタバースにフルダイブするってどういうこと?

メタバースの世界に、さもそこが現実のような没入感を得られるフルダイブという技術の開発が現在進められています 

 

フルダイブが実現すれば、そう遠くない未来に仮想空間のなかに住むことができるようになるかもしれません。 

 

>>【フルダイブできる世界】メタバースで実現する未来の可能性

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フルダイブって何?仮想世界に入れるの?   フルダイブ技術は今どこまで進んでる?   気になりますよね。仮想世界で生活できたらどんなに楽しいか まあにゃ   本記事で分か ...

 

おススメのメタバース

初めてメタバースを体験してみたい方は、国内の仮想通貨取引所の開設だけで済むメタバースを選ぶとよいでしょう。

 

調べると、だいたい海外仮想通貨取引所の開設が必要とする記事が出てきますが、国内で完結させることは可能です。

 

やり方については、下記の記事にまとめてありますので、ぜひ挑戦してみてください!

 

>>メタバースの始め方・やり方を徹底解説!【初心者でもできる完全版】

 

まとめ

以上、メタバースとMMORPGの違いについてご紹介しました。

 

メタバースはブロックチェーン技術を応用し、アイテムなどがNFT化されているのがポイントです。

 

より深く楽しむためには、そのメタバースに対応した仮想通貨を扱う必要も出てきます。

 

そしてその用途はゲームに限らないのが大きな特徴です。

 

MMORPGは多くのひとが参加するゲームです。

 

今までのひとりでやるゲームとは違う楽しさが見つけられるでしょう。

 

またメタバースはMMORPGを包括する概念であるとお話しました。

 

ですので、MMORPGに慣れたひとなら、あっという間にメタバースをマスターできるでしょう。

 

一緒にメタバースをはじめて、他のひとより一歩リードしてみませんか?

 

メタバースの始め方はこちら↓

>>メタバースの始め方・やり方を徹底解説!【初心者でもできる完全版】

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